Aline Weber by Eduardo Rezende for Elle Brasil Setember 2013.
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ride it like you stole it
“ある調査によると、人間は動詞よりも名詞で動くらしいよ。 「加入してください」よりも「会員になってください」の方が獲得効率が高い。「寄付する」よりも「寄付者になる」方が選択効率が高くなる。 人間はなんとなく何かになりたいという気持ちを抱えているのかもしれないね。”
“中学の時に作文が上手な女の子がいて、彼女の付けるタイトルは、意外性のある想像力を掻き立てられるものだった。 タイトルも素晴らしいが、本文はその何倍も読む価値のあるものだった。 俺たちが「修学旅行の思い出」「金閣寺を見て」なんて駄文を書いている中、「もみじ」というタイトルなんだよ。 読んでみると、いきなり帰りのバスから始まるの。で、リュックにもみじの葉が紛れ込んでいるのを見つけて、「どこのもみじだろう?」と思い返すのが本文。 「○○でリュックを開けたけどもみじはあったかな?帰ってから写真を見てみよう」「○○のもみじはキレイだった。あそこのだったらうれしい」とか。 結局どこのかは分からないんだけど、一緒に行ったから「あそこにもあったよね」と、話したくなるんだよ。 一度コツを聞いたら、マンガを描くのが趣味で起承転結がどうのこうの言っていた。それは俺には無理だなと思った。 もう一つ、タイトルは最後に付けると言っていた。これなら俺にもできそうだったので、真似している。”
— 読むとがっかりするタイトル10選 (via eternityscape)
“1993年、日本にアジア太平洋地域インフルエンザ・センターが作られた。 それまでアメリカ、イギリス、オーストラリアにしかなかったセンターが 日本に設置されることになったのは、なぜか。 インフルエンザ・ワクチンは、毎年、WHOの専門家会議で、データをもとに今年流行しそうな インフルエンザを決定し、それに基づいて製薬メーカーがワクチンを作っている。 それまで日本はその元になるアジア各国の膨大なデータを収集し WHOに送付する仕事だけをやっていた。 担当していた根路銘国昭氏は、これだけの仕事をやってるのに、 日本にインフルエンザ・センターがないのはおかしいとWHOに手紙を書いた。 それに対する返事は 「WHOも国連の安保理と同じで第二次大戦の戦勝国で構成している。 よって日本は入れない。」というものだった。 彼はさらに抗議の手紙を送ったが返事は同じ。 それどころか、WHOに批判的人物として、彼と日本に対し冷淡になったという。 ここで普通の日本人ならどうするだろうか。なんとか謝罪して、今までどおりの扱いにしてもらおうと努力するか、そもそも抗議など最初からしないかもしれない。 だが根路銘氏は違った。なんと、日本が集めていたアジアのデータを1年間、WHOに送るのをやめたのだ。 インフルエンザの大半はアジアから発生するから、そのデータがないと ワクチンが作れない。WHOは大騒ぎになったという。 そして翌年、根路銘氏にWHO専門家会議への招待状が来た。 その会議で、日本にアジア太平洋地域のインフルエンザ・センターを 作ることが決定され、彼が初代センター長に就任することになった。 こうしてインフルエンザセンター長になった根路銘氏だが、 WHOはアメリカの製薬メーカーの意向を受けた学者が力を持つ世界だった。 1993年フランスで開かれた国際会議で、アメリカが新開発した 生ワクチンを、まず日本で使うべしという議題があがった。 日本は生ワクチンの効果には疑問をもっていて既に使わなくなっていた。 根路銘氏は、「日本を実験台にして、うまくいけば各国で使うつもりだろう」 と感じたという。その会議には日本の学者も数十人参加していたが誰も反対しなかった。 根路銘氏ひとりが、「日本は先進国であり、ワクチン政策に君たちの指導を 必要とする国ではない」と反論した。 そこでアメリカの学者に、君たちのデータをOHPで映してほしいと頼んだ。 そして日本のデータと比較すると、日本のワクチンの方が明らかに 効果があるとわかり、他の学者からも「ネロメの方が正しい」 と意見があがった。 こうしてこの議題は流れ、日本人がモルモットにされるのを防いだ。 またジュネーブのWHO本部で12人の専門家によるワクチン決定の投票において、 アメリカのワクチン11票、日本のワクチン1票でアメリカ製に決まった。 もちろん1票は根路銘氏のものだ。根路銘氏は科学的に見てこの結果はおかしいと 閉会30分のコーヒーブレイクのときに、2日間の討議で使った110カ国のデータを つき合わせてコンピュータにかけた。するとアメリカ製は日本の半分しか効果がないと出た。 彼はこの結果を見せて、居並ぶ学者たちに 「君たちは政治家か、科学者か。科学者ならこのデータをどう見る」 と問いかけた。すると議長がテーブルを2回たたいて 「私の判断で採決を取り消します。ドクターネロメが提案した日本の意見に従います」 と結果をひっくり返した。 「まるで映画のようだった」と根路銘氏は言う。 根路銘氏はこうも言っている。 「この会議の後、対立したアメリカの学者とすごく仲良くなった。”
— (via shinjihi)
“あるグループホームに入所していた認知症のおじいさんが自殺をほのめかす言葉を残して、外出しました。後を追った介護士。引き留めても感情が高ぶるだけなので、雑談をしながら一緒に歩きました。 歩道橋の上で「ここがいいか」というおじいさんに「いや、もっと他の場所がいいですよ」。ビルの屋上に来ると「もっといい場所を探しましょうよ」。 そのうちに、おじいさんは当初の目的を忘れ、介護士と散歩している気分になっていきました。 夕暮れ近く、おなかがすいたおじいさんは、目に付いたハンバーガーショップに入りました。 注文をして、レジの女性に「いくらだ」とポケットから取り出したのは、くしゃくしゃのティッシュペーパー。 介護士は一瞬、青ざめました。他人から間違いを指摘されると、認知症の人は逆上して不安定になることがよくあるからです。 でも、レジの若い女性は落ち着いて、笑顔でこう答えました。 「申し訳ありません。当店においては現在、こちらのお札はご利用できなくなっております」 おじいさんは「そうか、ここでは、この金は使えんのか」と、あらためてポケットの小銭を取り出しました。 介護士はすっかり、この店のファンになったそうです。”

